特別な道具なし!子供と作る簡単キャンプ飯 パンで作るピザ風
アルミホイルやフライパンでOK!パンと家にあるもので作るピザ風キャンプ飯
キャンプでの食事は楽しみの一つですが、特別な道具や難しい工程は避けたいものです。特に小さなお子さんと一緒の場合、準備に時間がかからず、一緒に楽しめるレシピが理想的ではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、家にあるパンと一般的な材料で簡単に作れるピザ風レシピです。火を使わない工程も多く、お子さんも安全に参加できます。特別な道具は一切不要。フライパンやアルミホイル、ホットプレートなど、普段家でも使うようなもので美味しく作れます。
ぜひ、家族みんなで手軽にアウトドアごはんを楽しんでください。
パンで作るピザ風レシピ
オーブンがなくても大丈夫。身近な調理器具で手軽に作れるピザ風レシピです。
材料(2人分目安)
- 食パン(6枚切り、8枚切りなどお好みで): 2枚
- ピザソース: 大さじ2〜3
- (代用: ケチャップ 大さじ2+乾燥バジル 少々)
- とろけるチーズ: 50g程度
- お好みの具材: 適量
- 例: 薄切りにした玉ねぎ、ピーマン、ウインナー、マッシュルーム(水煮)、コーン(缶詰)、ツナ(缶詰)など
※冷蔵庫にある残り物や、日持ちのする缶詰、乾物などを活用できます。火の通りやすいものを選ぶと時短になります。
作り方
- 食パンを広げ、表面にピザソース(またはケチャップ+バジル)を均一に塗ります。端までしっかり塗ると、焼き上がりがカリッとします。
- お好みの具材をパンの上に彩りよく乗せます。玉ねぎやピーマンなど、火の通りにくいものはできるだけ薄く切るか、あらかじめ軽く炒めておくと良いでしょう。ウインナーは輪切りや斜め切りにすると火が通りやすくなります。
- 具材の上にとろけるチーズを全体にかぶせるように乗せます。チーズが多い方が美味しく仕上がります。
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加熱します。いくつかの方法があります。
- フライパンを使う場合: フライパンにクッキングシートを敷くか、油を薄くひき、ピザを乗せます。蓋をして、ごく弱火で5〜7分程度加熱します。チーズが溶けてパンの裏がほんのり色づくまで焼きます。
- アルミホイルを使う場合: 厚手のアルミホイルを広げ、ピザを乗せて包みます。炭火の弱火部分や、網の端の方に乗せて5〜10分程度加熱します。チーズが溶けてパンが温まれば完成です。
- ホットプレートを使う場合: ホットプレートを低温(120〜150度程度)に設定し、クッキングシートを敷いてピザを乗せます。蓋をして5〜8分程度加熱します。
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チーズがしっかり溶けて、パンの裏面に焼き色がついたら完成です。お好みでパセリのみじん切りなどを散らすと、見た目がより華やかになります。
調理時間目安
約10分〜15分(準備含む)
具材の準備時間によって多少前後しますが、加熱時間は短時間で済みます。
失敗しないためのポイント
- 具材は薄く、または火が通りやすいものを: チーズが溶ける時間に合わせて具材に火が通るように、薄切りにしたり、コーンやツナなどの缶詰を活用したりするのがおすすめです。生焼けが心配な具材は、あらかじめ炒めておくと安心です。
- 弱火でじっくり加熱: 特にフライパンを使う場合は、火が強すぎるとパンの裏面だけが焦げてしまいます。必ず弱火にし、蓋をして蒸し焼きにするように加熱すると、チーズも綺麗に溶けます。
- アルミホイルはしっかり包む: 炭火などで加熱する場合は、アルミホイルでしっかりと包むことで乾燥を防ぎ、蒸し焼き効果で美味しく仕上がります。焦げ付きも防げます。
アレンジ・代用アイデア
- パンの種類を変える: 食パンの代わりに、フランスパンを輪切りにしたり、ロールパンを縦に開いたり、イングリッシュマフィンを使ったりしても美味しいです。クラッカーやトルティーヤに乗せても、手軽なミニピザとして楽しめます。
- ソースを変える: ピザソースやケチャップの代わりに、ミートソース缶やホワイトソース缶を使っても美味しいです。カレーの残り物を使っても、カレードリア風のピザになります。
- 和風ピザに: 醤油ベースのタレ(醤油+みりん+砂糖少量)を塗り、ネギやきのこ、鶏肉などを乗せ、仕上げにマヨネーズと刻み海苔を散らせば和風ピザ風にアレンジできます。
- デザートピザに: パンにバターを塗り、バナナやリンゴのスライスを乗せ、シナモンシュガーを振って焼けば、簡単デザートピザになります。焼きあがりにアイスクリームを添えるのもおすすめです。
子供と一緒に楽しむためのヒント
このレシピは、小さなお子さんでもトッピングの工程を一緒に楽しむことができます。あらかじめ火が通っていて、包丁を使わずに済む具材(コーン、ツナ、加熱済みのウインナー、ミニトマトなど)を用意しておくと、お子さん自身で好きなように具材を乗せる「デコレーションタイム」を設けることができます。自分だけのオリジナルピザを作る体験は、きっと良い思い出になるでしょう。
まとめ
特別な材料や道具は不要で、家にあるパンと身近な材料、普段使い慣れた調理器具で作れるピザ風レシピは、準備や片付けの手間を省き、アウトドアでの食事をより手軽で楽しいものにしてくれます。お子さんと一緒に作る工程も楽しめますので、ぜひ次のキャンプやピクニックで試してみてください。