フライパン一つで簡単!子供と作るおやつキャンプ飯 クレープ風
フライパン一つで簡単!子供と作るおやつキャンプ飯 クレープ風
キャンプでの食事は楽しみの一つですが、準備や片付けの手間を考えると、つい簡単なものを選んでしまいがちです。特別な道具を使わず、ご家庭にあるもので手軽に作れるキャンプ飯は、小さなお子様連れのご家族にも最適です。
今回は、フライパン一つでできる、子供も一緒に作って楽しめる「クレープ風」のレシピをご紹介します。おやつとしてはもちろん、具材を工夫すれば軽食としても楽しめます。準備もシンプルで、片付けも比較的簡単なのが嬉しいポイントです。
レシピ概要
家にある基本的な材料(小麦粉、卵、牛乳など)とフライパンがあれば作れるクレープ風生地のレシピです。火を使う工程は保護者の方が行い、生地を混ぜる、具材をトッピングする、巻くといった作業は、お子様と一緒に楽しむことができます。
必要な材料(約8〜10枚分)
- 薄力粉:100g
- 砂糖:大さじ2
- 塩:ひとつまみ
- 卵:2個
- 牛乳:200ml
- 溶かしバター(またはサラダ油):大さじ2
- お好みの具材:バナナ、いちご、みかん缶、ジャム、チョコソース、ホイップクリーム(市販のもの)、ハム、チーズ、レタスなど
作り方
- 生地を混ぜる: ボウルに薄力粉、砂糖、塩を入れて、泡立て器で軽く混ぜ合わせます。粉類が混ざったら、真ん中にくぼみを作り、卵を割り入れます。
- 液体を加える: 卵を中心に混ぜながら、牛乳を少量ずつ加えていきます。最初は混ぜにくくても、少しずつ加えていくことで、だんだん滑らかになります。ダマにならないよう、丁寧に混ぜてください。
- バター(油)を加える: 全体が滑らかになったら、溶かしたバターまたはサラダ油を加えて混ぜ合わせます。生地にツヤが出れば生地の完成です。
- 生地を休ませる(任意): もし時間に余裕があれば、生地をラップで覆い、冷蔵庫で30分ほど休ませると、よりしっとりとした生地になります。キャンプ場で作る場合は、時間がない場合でも問題ありません。
- 生地を焼く: フライパンを中火で熱し、薄く油をひきます(テフロン加工のフライパンであれば油なしでも良い場合があります)。余分な油はキッチンペーパーで拭き取ってください。お玉一杯分の生地をフライパンの中心に流し入れ、素早くフライパンを傾けながら生地を円形に広げます。
- 両面を焼く: 生地の表面が乾いてきたら、端が少し浮いてくるので、ヘラなどでそっと裏返します。裏面も軽く焼き色がつくまで10〜20秒ほど焼いたら、お皿に取り出します。これを繰り返して生地をすべて焼き上げます。
- 具材をトッピング: 焼きあがった生地に、お好みの具材を乗せて、手前から奥に向かってくるくると巻いたり、三角に折ったりして完成です。
調理時間目安
準備時間:約5分 調理時間:約15〜20分(焼く枚数による) 合計:約20〜25分
失敗しないポイント
- 生地の混ぜ方: 粉類に液体を一度に加えるとダマになりやすいです。卵と牛乳を少しずつ加えながら丁寧に混ぜることで、滑らかな生地になります。
- フライパンの温度: フライパンが冷たすぎると生地がくっつきやすく、熱すぎるとすぐに焦げてしまいます。中火で温めてから、必要に応じて火加減を調整しながら焼いてください。生地を流し入れる前に、フライパンを軽く温めることが大切です。
- 最初の1枚目: クレープは「最初の1枚は失敗する」と言われるほど、焼き加減の調整が難しいことがあります。もし形がいびつになったり、くっついたりしても気にせず、2枚目以降で慣れていくようにしてください。
アレンジ・代用案
- 牛乳の代用: 牛乳の代わりに豆乳や水でも代用可能です。風味や食感は若干変わりますが、問題なく焼けます。
- 粉の代用: 薄力粉の一部を全粒粉にしたり、米粉を使用したりすることもできます。アレルギー対応などで米粉を使う場合は、レシピによって水分の量が調整が必要になる場合があります。
- バターの代用: 溶かしバターがない場合や手軽に済ませたい場合は、サラダ油や米油などの液体油で代用できます。生地に加える量も同じで構いません。
- 具材のアイデア:
- デザート系: フルーツ缶詰(みかん、パイナップル)、フルーツジャム(いちご、ブルーベリー)、あんこ、きな粉、黒蜜など、常温で持ち運びやすいものが便利です。
- 惣菜系: ハムとチーズを乗せて温めたり、ツナマヨやレタス、スクランブルエッグなどを巻いて軽食にするのもおすすめです。
- 生地のアレンジ: ココアパウダーや抹茶パウダーを少量混ぜ込むと、色付きの生地になり、見た目も楽しめます。
まとめ
このクレープ風レシピは、特別なアウトドア用品がなくても、家にあるフライパンと身近な材料で手軽に作ることができます。生地作りから焼き、トッピングまで、お子様と一緒に役割分担して楽しむことで、キャンプでの食事がさらに楽しい思い出になるでしょう。失敗しにくいポイントや代用案も参考に、ぜひ挑戦してみてください。手軽でおいしいクレープ風で、キャンプのおやつタイムや軽食を彩りましょう。