アルミホイルで簡単!子供も喜ぶキャンプ飯 鶏肉ときのこの味噌バターホイル焼き
手ぶらで簡単に本格的なキャンプ飯を楽しみたい、そうお考えの方にぴったりのレシピをご紹介します。特別な道具は不要、ご家庭にあるアルミホイルと身近な材料だけで作れる「鶏肉ときのこの味噌バターホイル焼き」です。
このレシピは、準備に時間がかからず、調理中の洗い物もほとんど出ません。さらに、アルミホイルで包んで焼くだけというシンプルな工程なので、小さなお子様でも安全に、そして楽しくお手伝いすることができます。熱々をホイルごとテーブルに出せば、見た目にも特別感があり、家族みんなで笑顔になれる一品です。
鶏肉ときのこの味噌バターホイル焼き
どんなレシピ?
鶏肉ときのこ、お好みの野菜をアルミホイルで包み、味噌とバターの風味豊かなタレで蒸し焼きにするレシピです。アルミホイルの中でじっくり火が通るため、鶏肉はふっくらと、野菜は甘みを増して仕上がります。味噌バター味は子供も大人も大好きな定番の組み合わせで、ご飯との相性も抜群です。
必要な材料(2人分)
- 鶏もも肉:1枚(約250g)
- お好みのきのこ:合計150g程度(しめじ、エリンギ、舞茸など数種類組み合わせても良いでしょう)
- 玉ねぎ:1/4個
- 人参:1/4本(薄切り)
- ピーマンやパプリカ:1個(彩りとして)
- A 味噌:大さじ1
- A 料理酒:大さじ1
- A みりん:大さじ1
- A 砂糖:小さじ1/2
- バター:20g
- アルミホイル:2枚
作り方
- 鶏もも肉は余分な脂肪を取り除き、一口大に切ります。きのこは石づきを取り、食べやすい大きさにほぐしたり切ったりします。玉ねぎは薄切り、人参は薄い半月切り、ピーマンは種を取り乱切りにします。
- ボウルにAの材料(味噌、料理酒、みりん、砂糖)をすべて入れ、よく混ぜ合わせます。
- アルミホイルを広げ、中央に玉ねぎを敷きます。その上に鶏肉ときのこ、人参、ピーマンを乗せます。
- 手順2で作った味噌バターだれを具材全体にかけ、バターを乗せます。
- アルミホイルを手前に持ち上げ、具材を包み込みます。両端をしっかりと折りたたみ、蒸気が出ないように閉じます。同様にもう1つ作ります。
- フライパンまたはグリルの上に手順5のホイル焼きを乗せ、蓋をして中火で15〜20分程度加熱します。鶏肉の中心までしっかり火が通っていることを確認してください。
- 熱々をそのまま食卓に出します。ホイルを開ける際は、中の熱い蒸気に注意してください。
調理時間目安
準備時間:約10分 調理時間:約15〜20分 合計:約25分〜30分
失敗しないためのポイント
- アルミホイルの包み方: 隙間があると蒸気が逃げてしまい、具材がうまく蒸されません。特に両端はしっかりと折り曲げて閉じるようにしてください。
- 具材の大きさ: 鶏肉や野菜の大きさをなるべく揃えることで、火の通りムラを防ぐことができます。人参など火の通りにくい野菜は薄切りにしましょう。
- 火加減: 強火で急いで加熱すると、ホイルが焦げ付いたり、具材が焦げ付いたりする可能性があります。中火でじっくりと火を通すのがおすすめです。
- 火が通っているか確認: 鶏肉にしっかり火が通っているか、食べる前に一つ開けて確認しましょう。心配な場合は、竹串などを刺してみて、透明な肉汁が出れば火が通っています。
アレンジ・代用案
- 具材を変える: 鶏肉の代わりに、鮭や豚肉、エビを使っても美味しく作れます。冷蔵庫にある余り野菜(キャベツ、きのこ類、じゃがいもなど)を活用するのも良いでしょう。じゃがいもを使う場合は、薄切りにするか事前に軽く電子レンジで加熱しておくと火の通りが早まります。
- 味付けを変える: 味噌バター味以外にも、醤油とバター、ポン酢とバター、ケチャップベース、カレー粉を少し加えるなど、様々な味付けが楽しめます。お子様の好みに合わせて調整してみてください。
- きのこが苦手な場合: きのこを使わず、鶏肉と玉ねぎ、人参、ピーマンなどの野菜だけでも美味しくできます。コーンなどを加えても子供は喜びやすいでしょう。
子供と一緒に楽しむヒント
- アルミホイルで具材を包む工程は、お子様にとって楽しい作業です。一緒に包む係をお願いしてみましょう。
- 野菜を切るお手伝いは難しい場合でも、きのこをほぐしたり、バターを乗せたりといった簡単な作業をお願いできます。
- 食卓で熱々のホイルを開ける瞬間はちょっとしたイベントになります。お子様と一緒に「オープン!」と声を出しながら開けてみましょう。ただし、熱い蒸気には十分注意し、大人がサポートしてください。
まとめ
アルミホイルを使ったホイル焼きは、準備も片付けも簡単で、手軽に美味しいアウトドア飯が実現できる優れた調理法です。今回ご紹介した鶏肉ときのこの味噌バターホイル焼きは、家にある材料で手軽に作れるため、キャンプ初心者の方や、荷物を少なくしたい方にもおすすめです。お子様と一緒に作る工程も楽しめますので、ぜひ次の家族でのアウトドアで試してみてはいかがでしょうか。