フライパン一つで簡単!子供も喜ぶキャンプ飯 鶏肉の照り焼き風ワンパンごはん
手ぶらで簡単キャンプ飯へようこそ。今回は、特別な道具を使わず、ご家庭にあるフライパン一つで手軽に作れる「鶏肉の照り焼き風ワンパンごはん」のレシピをご紹介します。
このレシピは、ご飯とおかずを同時に調理できるため、洗い物も少なく、準備や片付けに時間をかけたくないキャンプに最適です。子供から大人まで好きな甘辛い照り焼き味で、お子様も喜んでくれるでしょう。簡単なステップで作れるので、ぜひお子様と一緒に挑戦してみてください。
鶏肉の照り焼き風ワンパンごはん
概要
フライパン一つで、鶏肉の照り焼きとご飯が同時に炊き上がるボリューム満点のアウトドア飯です。家にある材料を中心に作れるので、特別な準備はほとんど必要ありません。炊いている間は他のことに時間を使えるため、調理時間を有効活用できます。
必要な材料
- 米:1合(約150g)
- 鶏もも肉:1枚(約250g)
- 玉ねぎ:1/4個
- きのこ類(しめじ、エリンギなど):合わせて50g程度
- 水:180ml
- サラダ油:大さじ1/2
【A】調味料 * 醤油:大さじ2 * みりん:大さじ2 * 酒:大さじ1 * 砂糖:小さじ1
※米は洗ってザルにあげておくと、水分量を調整しやすくなります。無洗米を使用しても構いません。
作り方
- 材料の下準備をする
- 米は洗ってザルにあげ、水気を切っておきます。
- 鶏もも肉は余分な脂肪を取り除き、一口大に切ります。
- 玉ねぎは薄切りにします。
- きのこ類は石づきを取り、ほぐしたり、食べやすい大きさに切ったりします。
- 【A】の調味料は、あらかじめボウルやマグカップなどで混ぜ合わせておきます。
- 鶏肉を焼く
- フライパンにサラダ油を熱し、鶏肉の皮目を下にして並べ入れます。
- 中火で焼き色がつくまで焼きます。ひっくり返して反対側も軽く焼きます。
- 野菜と米を加える
- 鶏肉の空いているところに玉ねぎときのこ類を加えてさっと炒めます。
- 洗った米を加えて全体に広げます。
- 水と調味料を加えて炊く
- 水180mlと混ぜておいた【A】の調味料を回し入れ、全体を軽く混ぜ合わせます。鶏肉の上に米や野菜が乗るように調整します。
- 蓋をして強火にかけます。
- 沸騰したらすぐに弱火にし、蓋をしたまま15分から20分炊飯します。
- 蒸らす
- 火を止めたら、蓋をしたまま10分から15分蒸らします。
- 蓋を開け、全体をさっくりと混ぜ合わせれば完成です。
調理時間目安
準備時間:約10分 調理時間(炊飯・蒸らし含む):約30〜35分 合計:約40〜45分
※火加減や環境によって時間は多少前後します。
失敗しないポイント
- 水の量: 基本的に米1合に対して水は180mlですが、米の種類や湿度、キャンプ地の標高などによって微調整が必要な場合があります。初めて作る際はレシピ通りの量で試してみてください。
- 火加減: 沸騰するまでは強火、沸騰後は必ず弱火にしてください。火力が強すぎると焦げ付きの原因になります。できるだけ安定した弱火を保つことが成功の鍵です。
- 蒸らし時間: 炊き終わった直後はまだ水分が残っていることがありますが、蒸らすことで余熱を使って全体に火が通り、ふっくらと仕上がります。焦らずしっかり蒸らし時間を取ってください。
- 焦げ付き防止: 弱火で炊いていれば焦げ付きにくいですが、心配な場合は厚手のフライパンを使用するか、米を炊く前にフライパンの底に少量の油(分量外)を薄く引いておくとより安心です。
アレンジ・代用案
- 鶏肉の代用: 鶏もも肉の代わりに、鶏むね肉や豚バラ肉、ソーセージなどを使っても美味しく作れます。加熱時間は食材に合わせて調整してください。
- 野菜の追加: 玉ねぎときのこの他に、人参(薄切り)、ピーマン(細切り)、冷凍コーンや枝豆などを加えて彩りや栄養をアップできます。特に冷凍野菜は切る手間が省けて便利です。
- 味付けアレンジ:
- バターを少量加えて、風味豊かに。
- おろし生姜やニンニクを加えて風味を強くする。
- ピリ辛がお好みなら、豆板醤や唐辛子を少量加える(お子様向けとは別に作る場合におすすめです)。
- トッピング: 刻みネギ、刻みのり、温泉卵などを乗せると、より美味しく見栄えも良くなります。
まとめ
フライパン一つで作る鶏肉の照り焼き風ワンパンごはんは、準備の手軽さ、調理の簡単さ、後片付けの楽さで、ご家族でのアウトドア飯にぴったりのメニューです。子供と一緒に材料を切ったり、混ぜたりする工程を楽しむこともできるでしょう。特別な道具は不要ですので、次のキャンプでぜひ試してみてはいかがでしょうか。手軽に美味しく、楽しいアウトドアの思い出作りに貢献できれば幸いです。