フライパン一つで簡単!子供も大好きキャンプ飯 トマトクリームパスタ
手ぶらで簡単!家にあるもので作れるトマトクリームパスタ
キャンプでの食事の準備は、できるだけ手軽に済ませたいものです。特別な道具や材料がなくても、普段ご家庭でお使いのフライパン一つで本格的なパスタが作れたら嬉しいですよね。
このレシピは、そんな願いを叶える「ワンパン」スタイルのトマトクリームパスタです。乾麺を別茹でする必要がないため、洗い物も少なく、準備から完成まで短時間で済みます。お子様も大好きなトマトクリーム味で、ご家族みんなで楽しめる一品です。家にある身近な材料で手軽に作れますので、ぜひ次のキャンプでお試しください。
材料(2〜3人分)
- パスタ(乾燥):200g
- カットトマト缶:1缶(400g)
- 牛乳:200ml
- 水:200ml
- ウインナー:4〜6本(お好みの具材で代用可)
- 玉ねぎ:1/2個
- きのこ(お好みで、例:マッシュルーム、しめじなど):50g程度
- にんにく:1かけ
- オリーブオイル(またはサラダ油):大さじ2
- コンソメ顆粒:小さじ2
- 砂糖:ひとつまみ(トマトの酸味を和らげるため)
- 塩:少々
- こしょう:少々
- (お好みで)粉チーズ、パセリのみじん切り:適量
作り方
- 下準備をする: 玉ねぎとにんにくはみじん切りにします。ウインナーは斜め切り、きのこは石づきを取り、食べやすい大きさに切ります。パスタは、フライパンに入る長さに半分に折っておきます。パスタを折ることで、少ない水分でも均一に火が通りやすくなります。
- 具材を炒める: フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で熱し、香りを立たせます。香りがしてきたら玉ねぎを加え、しんなりするまで中火で炒めます。ウインナーときのこも加えて、さっと炒め合わせます。
- 液体と調味料を加える: カットトマト缶、牛乳、水、コンソメ顆粒、砂糖をフライパンに加えます。全体をよく混ぜ合わせ、火を強めて煮立たせます。
- パスタを加えて煮る: 煮立ったら、半分に折ったパスタを加えます。パスタが重ならないように、フライパン全体に広げるように並べます。再び煮立ったら蓋をし、弱火にして、パスタの袋の表示茹で時間プラス2〜3分を目安に煮込みます。途中で何度か蓋を開け、パスタがくっつかないように優しく混ぜてください。水分が足りなくなってきたら、少量(50ml程度)の水を足してください。
- 仕上げ: パスタがやわらかくなり、ソースにとろみがついたら、塩、こしょうで味を調えます。味見をして、お好みで塩加減を調整してください。火から下ろし、器に盛り付けます。お好みで粉チーズやパセリを散らしても美味しくいただけます。
調理時間目安
準備から完成まで:約15〜20分
失敗しないためのポイント
- パスタを折る: フライパンに収まる長さに折ることで、少ない水分で満遍なく煮ることができ、失敗を防ぎやすくなります。
- 水分量と火加減: パスタを煮ている途中で水分が急激に減ると焦げ付きの原因になります。ソースが煮詰まりすぎている場合は、水を少量足してください。火加減は弱火で、蓋をしてじっくり煮るのがポイントです。
- 時々混ぜる: 蓋をしたままだとパスタ同士がくっついたり、底に沈んで焦げ付いたりすることがあります。数分おきに優しく混ぜることで、麺が均一に煮え、失敗を防げます。
- 味見をする: パスタの茹で加減とソースの味付けは、最後に必ず確認してください。パスタが固ければもう少し煮込み、味が薄ければ塩などで調整します。
アレンジ・代用案
- 具材: ウインナーの代わりに鶏もも肉、豚肉、ベーコン、ツナ缶などを使っても美味しく作れます。野菜も玉ねぎときのこの他に、ピーマン、ナス、ズッキーニなどを加えても彩り豊かになります。コーンなどを加えるとお子様がさらに喜びます。
- 味付け: クリーム感を強くしたい場合は、牛乳の一部を生クリームに変えるか、仕上げにバターを少量加えると風味が豊かになります。少し辛みを加えたい場合は、唐辛子を少量加えてください。お子様向けには、ケチャップを少量加えて甘みを出すのもおすすめです。
- 牛乳の代用: 牛乳がない場合やアレルギーがある場合は、豆乳やアーモンドミルクでも代用可能です。風味が変わりますが、クリーミーな仕上がりになります。
まとめ
このワンパンパスタは、キャンプだけでなく、ご家庭での忙しい日の食事にもぴったりの簡単レシピです。特別な道具を使わず、家にある材料で手軽に作れるのが最大の魅力です。
お子様と一緒にウインナーを切ったり、材料を混ぜたりする工程を楽しんでみるのも良いでしょう。みんなで作ったパスタは、きっと忘れられないキャンプの思い出の一つになります。ぜひ、次のアウトドアの機会に挑戦してみてください。